茶香炉・アロマポット

近年のアロマブーム(アロマテラピー/仏語=アロマセラピー/英語)に伴い、茶香炉も和風アロマポット(=オイルバーナー) として代用可能なのか検証してみました。
※市販のアロマポット(1)(2)(3)(4) ※自作茶香炉(1)(2)(3)
※小さめのアロマポット(1)
皿にお湯を8分目(20cc強)位入れて、 アロマオイル(=エッセンシャルオイル)を3滴程落としてみました。
キャンドルから皿まではは3.5cmあります。
数分で沸騰してきましたが(気泡が時々出る程度)、香りは強く、直ぐ に広がり、最後まで香っていました。
水は1時間位で蒸発し、無くなりました。
※高さ11cmの標準のアロマポット(2)
皿にお湯を8分目(30cc)位入れて、オイルを4滴程落としました。
キャンドルから皿までは、8.5cmあります。
お湯は沸騰する事は無く、香りは小さめポットより少し弱く、途中 で香らなくなりました(臭覚には個人差があります)。
水は2時間位で、無くなりました。
※高さ11cmのコード式アロマポット(3)(アロマライト)
皿にお湯を8分目(35cc)位入れ、オイルを5滴程落としました。
香りはバーナーよりさらに弱く、ほのかに香るという感じです。 どのくらいの時間香りを感じていたか定かではありません。
水は11時間で無くなりました。
※高さ11cm自作茶香炉(1)
皿にお湯を8分目(30cc)位入れて、オイルを4滴程落としました。
キャンドルから本体の皿まで7cmあります。
本体一体型の皿部分と皿が二重になるので、ガラスのポットより温度が低く 香りも柔らかい気がしました。
水は3時間で無くなりました。(本体と皿は火傷をしないように布等を 使って外し、炎を吹き消して下さい。)
※高さ12cmの自作茶香炉(2)
皿にお湯を8分目(40cc)位入れて、オイルを、5滴程落としました。
キャンドルから皿まで8cmあります。
上部が開いているので、キャンドルの火力もヤヤ強めになり、香りも 少し強めです。茶香炉にはある程度の火力が必要なので、茶葉、 紅茶、珈琲に向いていると思います。
水は2時間で無くなりました。(空になった皿は火傷をしないように、布 等を使って外し、炎を吹き消して下さい。)
※高さ10cmの深皿のアロマポット(4)
南仏コリンヌ・ド・プロバンス社の、「レシピ」(エッセンシャルオイル 配合のハーブ&スパイスブレンド)専用のバーナーで、 プロバンスブレンドに大匙1杯の水を加えて湿らせ、15分〜30分 キャンドルで温め、炎を消して余熱で香りを燻らせます。
使用後のレシピは再度湿らせて、2〜4回程度使用可能だそうです。
この方法は日本では余り紹介されていないようです。
オイルバーナーとしても使用出来るということで、 皿にお湯を約8分目程(80cc)入れて、オイルを8滴落としました。
キャンドルから皿までは4.5cmあります。
火が近いが水の量が多いので、ヤヤ強めの香りが長く持続しました。
水は5時間位で無くなりました。
※高さ10.5cmの試作茶香炉(3)
左・茶葉(茶香炉用を使用しました。キャンドルによって燃焼時間は 違いますが、4,5時間で消えるまで香っていました。)
中央・ハーブとスパイスのプロバンスブレンドに水を大匙一杯を加え 2,30分で火を吹き消します。
右・お湯を30cc入れ、オイルを4滴落としました。
キャンドルから皿まで6.5cmあります。
炎が近いこともあり、香りはやや強めです。
水は2時間位で無くなりました。
  • 皿に入れる水の量が少し多めでしたが、お湯を入れることで、すぐに香り が広がりました。
    人の臭覚には個人差があり、ある程度の時間、香りを感じていても、 慣れてくると分からなくなるようです。
  • セラピー(治療)としての香りの持続性がどの程度有れば良いのか、 専門外なので分かりませんが、アロマポットの機能として、小さいポット や火の近いポットは、香りが早く広がり、水の蒸発も早く、
    火の遠いポットやライト式のポットは、ほのかな香りで持続性があります。
    火が近く大きい皿(鉢)は、強い香りが長持ちします。
  • 用途に合ったアロマポットをお選び頂いて、くれぐれも火の側を離れ ないよう気を付けて下さい。
    個人的には、30分〜1時間程香りを楽しんだら(その位で香りは感じな くなってくると思いますので)炎を消し、
    水が蒸発したら足すような事を 書いてあるものも有りますが、余りお勧めしません。(熱い皿に水を入れると割れが入りますが、 途中で足すのは可能です)
  • 茶香炉をアロマポットにお使い頂く場合は、
    • 皿に釉薬が掛かっている物
    • 深めの皿
    • 出来れば皿と本体が分かれている物
    • 皿と本体が一体の型、今回の自作ポット(1)は途中で火を消しにくいので向いてなさそうです。
    • 基本的にバーナーの熱は底には伝わり難いのですが、万一に備え熱で変形し易い物は避けて、 敷物(陶磁器のお皿、木製の花台等)の御使用をお勧めします。
  • アロマ専用ポットでも、陶磁器製等の条件(空焚きが可能)を満たす物であれば、茶香炉としての代用は可能 であると思います。
  • 今回の実験で、自作オイルバーナーの皿と本体が一体の型で穴の少ない物は、 湿度が高い時、炎が消えることが分かりました。
  • キャンドルの火の強さ、持続時間、水の蒸発の具合は、個体差、又は 環境の条件で変動があります。
お気付きの点がございましたら コメント/御意見 お願い致します。m(__)m
※参考サイト/アロマセラピー・スタイル (アロマセラピスト 小泉美樹さんのwebサイトです。)